シフトの関係で本日は一人勤務、天気も良いしドサ回りへ行こうかと思っていたら…
「15:30から会議やるから、参加せい」
…ハイハイ(苦笑)
でまぁ、この会議が始まるまでに資料はメールしたーだの、メール来たけどオメー添付し忘れてるだろうだの、いろいろスッタモンダあったんだけど、それはどうでもいい話。
会議もCS(顧客満足度)向上推進、要は
先月入った客の意見から、特に注目すべきモノ(=叩き対象)をピックアップして、会議室で「あーすればよかった、こーすればよかった」と後出し意見を武器に寄って集ってフルボッコ。
というモノであり、俺らは「矛先を向けられる側」なので黙って聞いてりゃ良し。
まぁ実際は、会議室の連中が「TV会議を介して各地に中継されている」事を認識しておらず、ボソボソと喋ってばかりなのだから、ぶっちゃけ何言ってるのか全然判らねーんだけど(笑)
で、今月の槍玉こと会議資料につらつら目を通していて、どうしても俺的に納得しがたい意見があったのでちょっと書く。
以下、情報保護なんて思いっきりぶっちぎった暴露話。
10月の下旬に入った意見の一つなんだが
日にちは覚えていないが集中工事が始まった週に、日本坂PA上りの定食屋に立ち寄った時の店長の態度に腹が立った。普段よくここのお店を利用しているが、最近ちょこちょこ値上げをしているので、注文する前に『もっと企業努力をして頑張んなよ』と言ったら、その店長は『もっと値上げしたいくらいだよ』って言ってきた。客に対して言う言葉じゃないだろと思い、かなり頭にきて、その場で胸ぐら掴んで引きずりまわしてやろうかと思った。
こっちだって景気悪くなっても給料上がるわけじゃないし、そんな言葉で片付けられるような事じゃないんだよ。
客が来て成り立つ商売だし、企業努力をしてほしいって言ってるだけなのに。とにかくその店の責任者と話がしたい。
※原文そのまま。
という内容。
事実確認欄には
・常連のお客さまであり店長も顔見知りである。友達感覚で話しやすいこともあり、つい話の流れで冗談半分で話してしまった。
・お客さまは東京在住のトラックドライバーで週に2回東名上り線をご利用される。
原因分析には
・『親近感のある接客』をはき違えた接客をしたこと。
・値上げしたいという心理のあったことが発言につながったこと。
とあるんだが…おい、ちょっと待てよお前ら?
コレで担当地区マネとか現場の店長を一方的に責めるのは、何か違うんじゃねーの?
記録を読むに「相手も常連客」とありますやん。
つまりこの状況は
常連が友達感覚で、冗談半分に「企業努力して値下げしてよ(笑)」とか言う。
↓
店長がそれに「むしろ値上げしたいよ(笑)」と返す。
↓
常連が急に「常連」から「お客さま」の顔になって、マジギレの末に投書。
という事なんじゃねーの?
偏見交じりで推察させて貰うと、常連は職業的に日頃から薄給で懐が寂しいのを不満に思っており、そこへ「値上げしたい」と言われてマジギレしたってところか?
つか、客に対して言う言葉じゃないっつーけどさぁ…この常連の「企業努力しろ」もまた、客が言うべき台詞じゃねーだろう?
そもそも最初に口火を切ってるのはコイツであり、コイツがくだらん事を言わなければトラブルも起きなかった訳で…手前から振った冗談へのレスが気に食わんかったから、途端に「常連」から「お客さま」に戻ってマジギレとか、俺に言わせりゃ
ふざけんじゃねぇぞ手前ェ?常連だか何だか知らねぇが、手前から振って来た話だろうが?
ってなモンですよ。
親近感のある接客をはき違えたのは確かに事実だけど、先に「越えちゃいけないライン」を越えたのはどう見ても客の方でしょうが?
値上げしたいという心理についても、根本的な原因はむしろウチにある。
ウチの本社がボッタクリ営業料率なんて設定しているから、いくら売っても売っても現場的には儲けに繋がらない訳で…実際俺らが巡回していても、それをボヤいている営業者は多いぜ?
で、その一方で、集客の為に何でもいいからキャンペーンやれ何かサービスしろと、現場に対して何かと負担を強いる計画もどんどん増えており、結局営業者の出費が増える一方。
不満を述べたら「嫌なら出て行って貰って構わないよ?代わりはいくらでもいるし」(ウチの契約方針を要約するとこうなる)と言われるから、よっぽどの英断でもしない限りその横暴な契約条件を飲み続けざるを得ず、営業者としては積もりに積もった不満から「値上げしたい」ってボヤきも、思わず漏れるだろうさねぇ。
上層部の連中も「ウチ(の経営方針)は全く悪くない、現場(支店や俺ら地区や営業者)の努力が足りてないからだ」という前提で現実を見ないで話すばかりじゃなく、もっと現場を見た方がいいんじゃねぇの?
視察とか現場応援とか称して「いい旅夢気分」している程度には、暇を持て余しているのだから。
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