2011年7月29日金曜日

さらに二年振りに「帰ってきたぜ!」(by メタルス第一話)ということで。

『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』観て来たあぁぁああ!!
http://www.tf3-movie.jp/

正式な公開日は明日なんだが、一部の映画館では「前夜祭」という名目で一日早くレイトショー枠で上映される箇所もあり、近所のワーナーマイカルもそのうちの一つ。
行ける状況下にあるのに、ここで行かずに何とする!?
という訳で、事務所から全力疾走で帰宅した後バイクかっ飛ばして行ってみましたよ、奥さん!

今作は、トラフォ三部作の完結編。
最後のシメという事で、前作以上に盛大にトバしてくれるだろうと思いきや…

主人公サムは就職浪人になっていたうえ、前作であれほどラブラブだったミカエラとも何でか別れてしまっており、トドメに新しい彼女であるカーリーのヒモと化している始末。

親友であるバンブルビーも、前作ではあれほど離れるのを嫌がっていたのに、今作では仕事にかまけて家庭をおろそかにするダメリーマンの如くサムとはすっかり疎遠になってしまっており、哀れサムの愛車はボロ車に。

あとオートボットとN.E.S.T.の協力体制は前作にも増してより確固たるものになっていたが、この手の話で「双方の関係に亀裂を入れるようなチョンボ」を犯すのはだいたい人類側であり、今作もそのパターン。
かつて月にサイバトロン星の宇宙艇が墜落しており(その調査の為に、東西の宇宙進出が活発になった)いろいろ回収しまくっていた=地球にトランスフォーマーが来ていたのを知っていたにも関わらず、その情報を隠していたというのが発覚して、オプティマスさんはひどくご立腹。

と、初っ端から人間側にもトラフォ側にも、何やら初っ端から関係に不穏な波風が立ちまくり。
今作はどちらかといえば人間側の描写にウェイトを置いていたようで、トラフォのアクションは若干前作よりも大人しめな印象だったけど、それでも魅せるべき所はしっかり押さえてあり、中盤のアイアンハイド&サイドスワイプVSクランクケース×2の戦いや、クライマックス(予告編でも御馴染み)のオプティマス無双とかは、実に良かった!

難点としては、脚本に粗が多かった(いきなり展開がすっ飛んでるシーンが多かった)のと…何で小説版のようなラストにしなかったという事。
いえね、映画公開まで待ちきれず、恒例の小説版を先に読んじゃったのですけどね。
オプティマスがメガトロンも問答無用で倒して大勝利!よりも、戦いに空しさを感じて講和を求めて来たメガトロンと和解の方が、トランスフォーマーという作品の完結編としては相応しかったんじゃないかなぁ…と。
というか、そういう展開にしないとメガトロンは今回ちっとも見せ場が無かったんだし、シリーズを重ねる毎にどんどんヘタレていくだけじゃないですか、ベイ監督!?

とりあえず、これで心置きなくDA-03 オプティマスプライムメックテックトレーラーを弄くれる。
三作目にして、ようやくコンテナの付いたオプティマス。
内部を展開させるとN.E.S.T.が開発した武器が満載のウェポンラックとなっており、劇中ではオプティマスがここから武器をとっかえひっかえ持ち出す描写があったり、ウイングパーツを取り出したりと、地味に活躍していたり。

だよねぇ、やっぱオプティマスにはコンテナも無くては!!

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