2010年2月16日火曜日

守秘義務よりも、目の前の信頼関係ということで。

目標営業利益の確保に相変わらず必死な、ウチの会社。
「収入を上げるだけでなく、支出も抑えなければ駄目」な事に気づいたまでは良かったが、所詮バカはバカだったようで…どうも本社の上層部では、俗に言う派遣切りを企んでいるらしい。

いやね、隣の派遣の女の契約更新時期がぼちぼち迫っているんだけど、契約は三ヶ月単位。
つまりこの時期にやると、どうしても年度を跨いでしまう訳で、そこんとこ予算管理的にはどうなんよ?と、何気なく本社の人事へ確認してみたところ…

「契約は三月末で、一旦区切ってくれない?」

「あぁ…4~6月、7~9月ってな感じでキリを良くしたい訳ね。じゃあ4月からの分は3月中に改めて契約し直すと?」

「いやそれがね…契約しない人も出るかも知れんのよ?」

「何でさ?」

「早い話が、節約の為の派遣切り」

「…古参連中が愛想尽かして次々と辞めて行き、新入社員もごく少数しか採らないから慢性的な人不足で、派遣の人が頼りなのにそれを切り捨てるって?」

「うん、まだオフレコだけど…流石に全部とは言わないが、各所で一人ずつは減らすつもりなんだと」

「ウチの場合、誰を切っても業務に支障が出るね、間違いなくw」

「まだ部長クラスまでしかしていないんだから、口外するなよw」

「でも派遣会社には、前もって話くらい振っておかんといかんでしょうや?」

「あぁ、それもそうか…」

「しかーし、派遣会社に話すと一発で本人に伝わりまっせ?」

そのとおりでした。

派遣会社の主任さんが帰った後、即効で今後の動向を聞きに来られましたよ(笑)
無論、包み隠さず洗い浚い説明しましたよ、アタシャ。
守秘義務?知らんな?
俺にとっちゃ頭沸いているジジイ連中の都合なんかよりも、目の前の信頼関係にヒビを入れない事の方がよっぽど大事なんですもの。

派遣社員と言っても、同じ職場の仲間。
己が利益の為とはいえ仲間を蔑ろにするような会社なんか、いっそ業務に支障来たしまくって潰れてしまえばいい。

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