ラノベ編集者から聞いた話。「最近の傾向として、主人公は初めから最強であることが挙げられます。負けたり、悩んだり、葛藤したりしてはいけないんです。だから特訓なんて以ての外です」。うーん、難儀な時代になってきたなぁ(・_・;
— 小林雄次 (@kobayuji) 2014, 5月 4
実は「負けない、悩まない、葛藤しない主人公」の物語は昔からある。この場合のポイントは、真の主人公(語り手)は別にいて、最強の主人公を見つめながら展開すること。例えば、シャーロック・ホームズの主人公は、ホームズではなくワトソン。厳密には、ホームズも負けるし悩むし葛藤するんだけど。
— 小林雄次 (@kobayuji) 2014, 5月 4
先日Tweetした「負けたり、悩んだり、葛藤したりしないラノベの主人公」の話。正確には、「現実世界では平凡な人間なんだけど、異世界へ行くと(力を手にれると)初めから最強で、負けたり、悩んだり、葛藤したりしない」のが主流とのこと。「しかも異世界には冒頭できるだけ早く行く必要がある」
— 小林雄次 (@kobayuji) 2014, 5月 6
小林さんは「のび太の宇宙開拓史」を挙げられているけど、どっちかと言うと「行け!ノビタマン」のような気がする(ボソリ
ま、それはさておき。
この「負けない・悩まない・葛藤しない最強な昨今のラノベ主人公」というパターン…いや、それマジで面白いか?
オイラは負けても立ち上がるのがヒーローの王道だと思っているので、そんな1話の段階で最終回のステータスな「強くてニューゲーム」状態には、微塵も面白さを感じないんだが…?
そんな訳で、ウルトラマンネクサスをちょっと観直そう。
完璧超人じゃないとヤダヤダって人は、いっぺんコレを1話から最終話まできっちり観るべし、それでも同じ事が言えるかな?
っていうか「悩みも葛藤もしない」って、テッカマンブレード全否定だよね。ウラー!!(怒)
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