2011年6月24日金曜日

コンセプトは悪くないが、いろいろ足りないので、次回に期待…ということで。

予約していたPSPソフト『ガンダム メモリーズ ~戦いの記憶~』が到着。
http://psp-gmt.channel.or.jp/
ガンダムアクション系ではあるが、従来のガンバトシリーズとは別系統であり
・自機はあくまでも一機で、僚機等の概念はなし。
・ショート/ロング/スピードの三種に分類されるMSから任意の機体を最大三種類セットし、状況に応じて交替させながら戦う。
・SPゲージの溜まり度合いによって、覚醒(能力値底上げ)/QA(コマンド入力による特殊攻撃)/CA(選択した全機体の協力攻撃)といった特殊技が使用可能。
・メイン作品は『種デス』『OO劇場版』『UC』で、その他の作品は今回はオマケ程度の扱い。
・シチュエーションモードは、MS固定で原作に沿った内容のミッションをクリアしていく。
・ミッションモードでは、任意のMSを使用可能。ポイントを使用してランダムミッションを購入し、何でも良いので5つクリアするとキーミッションが出現、それをクリアすれば次のランクへと進む事が可能になる。
といった内容。

メイン作品がアナザー寄りというだけでも変わっているのだが、その他の参戦作品もまたちょっと変わったメンツで
・機動戦士ガンダムF90
・機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
・機動新世紀ガンダムX
と、これまでスルーされていた作品が連なっていたり。
言うまでもないけど、コレを買った理由の90%はガンダムXが参戦しているから!




…しかし、発売日当日からいきなり某2のスレでの評価はボロッカス。
まぁ某2の評価なんてアテにするモンじゃないのだが、本作についてはその酷評が解らなくも無い部分が多々ある。
自分がプレイしていた感じた不満点も
・敵(エース機)のアルゴリズムが嫌らしい。基本的にガン逃げ、やっと接近したとしても超反応ですかさずガード固めてしまい、結果的になかなかダメージが入らず爽快感が薄い。
・ロング機体は射撃型なのに、その射撃の威力がカスカス。結果ショートとスピードに偏りがち。
・QAの制限時間が「前もって知っておいて当然」と言わんばかりの短さ。
・成功しても100%完全回避という訳ではなく、運次第でそれなりにダメージ食らう。
・COMは当然ながら超反応で入力してくるうえミスもしないので、こちらが仕掛けても回避かカウンターという結果が殆ど(自分がやるとカウンターがなかなか出ない)ぶっちゃけQAなんか使うくらいなら、覚醒でこっちの能力底上げして攻めた方がよっぽどマシ。
・ゲージの溜まり具合が明らかにおかしい。COMは明らかにこっちより増加スピードが上で、ちょっと攻めるとすぐにQAをぶっ放して来る。
・シチュエーションモードの内容は「製作者は本当に原作見たのか?」と言いたくなるハズしまくりの内容。
・ランダムミッションに、似かよった内容が多い。
・ランダムミッションの説明にウソが多い。ターゲットを撃破しても更に追加が入る事が多数アリ。
・ランダムミッションでターゲットを撃破して「目標達成」してもそこで終わりとはならず、残った雑魚を(増援がある場合は、その分も)キッチリ全滅させねばならない。
・MSの強化要素はあるがガンバトのような上限解除は無いので、結局弱いMSは弱いままで終わる。
・所々でパイロットのアイコンがデッサン狂ってる。
・高性能MSを入手するには、ランダムミッションだけでなくサヴァイブ(任意のランダムミッション5つ+キーミッション)をこなさねばならず、しかもそれを各ランク毎に4回も行う必要がある。
・Rank4辺りから、敵が露骨に硬過ぎ。耐久力ゲージが残り1ドットなのに、どんだけ粘れるんだと。
・F90とかガンダムXの機体の半数とかは、よりにもよってそのサヴァイブの報酬。
とまぁ、挙げ出したらキリがないくらい。

おぉ書き出してみたら、結構不満点が多いなぁ?
とはいえ、どの不満点も「ここをこうすれば良くなるのに」程度のものであり、決して遊べないくらいのクソゲーという訳ではないので、何だかんだでプレイし続けている自分がいたりする(苦笑)
基礎部分は悪く無いのだから、次回作での力の入れ込み次第でかつてのガンバトの如く「大幅に化ける」可能性が大ですな。
UC系はガンバトに任せて、アナザー系はガンメモという風に住み分けすれば、それぞれに固定ファン付くだろうし(オイラみたいなのは両方買うだろうし)悪くない施策だと思うけどなぁ?

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