2011年4月4日月曜日

何でもかんでも馬鹿の一つ覚えみたいに引っ込めりゃいい、ってモンじゃねぇだろう?ということで。

「誰のための自粛なの?」乙武洋匡の"不謹慎厨"に対する思いとは!?
http://www.cyzo.com/2011/04/post_6969.html

乙武氏曰く
震災後、テレビなどで流れる被災地の悲惨な光景を目にすることで、皆さんの中で「自分は平和な日常を送っていていいんだろうか?」という戸惑いや罪悪感が湧き、それが過剰な反応を生むきっかけになってしまったのだと思います。
との事。
少し前の自分も、連日連夜続いた震災関係の報道によりその「戸惑い」とか「罪悪感」とかに囚われてしまい、訳もなくどんよりと気落ちしていた時期があって、一歩間違えたら不謹慎厨の一人となっていたかも知れないだけに、コレはとても他人事とは思えぬ、なかなか興味深い記事でしたな。

当初に比べればかなり緩和されて来たとはいえ、震災から一ヶ月が経とうとしている今でも
「国民が一丸となって、震災と向き合っていなければいけない」
という雰囲気は根強く残っており、娯楽なんて以ての外。
いろんな所で「自粛」と称して、イベントの開催やら娯楽品の発売日やらが延期だの中止だのとなっているけれど、乙武氏も
本当に被災者の方々、被災地のためを思っての"自粛"なのか、この時期に開催をして批判を浴びることを恐れた自分たちのための"自粛"なのか。後者であれば、それは"自粛"ではなく"他粛"ではないのか、と。それをTwitterに書いたところ、フォロワーさんが「それは"自粛"ではなくて"萎縮"ではないか」と言っていたんです。すごくうまいこと言うな~と思いましたね(笑)。
とコメントされているけど、正直自分もこの「自粛ムードの蔓延」には少々ウンザリしている。

自分がどんよりムードから抜け出したのは、震災に対していろいろ考えているうちに
震災後の対応にしろ復興へ向けた支援にしろ、自分にできる事が何かを見極め、それに対して全力で取り組む事こそが、良い結果を生むのではないか?
と思うようになったから。
ここ(金沢)のように被害が殆ど無かった地域の場合は、むしろ積極的に「日常生活」を営んで、経済を活性化させる事こそが、結果的にその「良い結果」へと繋がると思います。
だからこそオイラは、買い物もするし、美味いものを食べに行ったりもする。
こんな時だからこそ。

無論コレはあくまでも「オイラの考え」なので、他人に強要する事はしませんよ?
でも、一応世の不謹慎厨に対して、コレだけは言っておきたい。
・不謹慎と思うのは手前の勝手、それを他人に強要するな。
・皆が同じ様に「自粛する」のは(日本人特有の)右へ倣えで、単に何も考えていないだけ。
異論・反論?聞かねぇよ、んなモン。

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